peplum

トップガン マーヴェリックのpeplumのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

トム・クルーズ最強!最高!大画面!大音響!を味わう映画館のための映画。アメリカのうちの子になりたくなる映画。
「その顔はやめてくれ」「この顔しかない」ってやりとりを劇中2回もやるのはそれ即ち映画スタートム・クルーズの矜持と覚悟の宣言だろと熱くなった。というかずっとスターであり続けるトムと大佐にとどまって現場で戦い続けるマーヴェリックがあまりにもダブっていて熱い。
冒頭字幕で説明してTOP GUNがバシッと出て、あの曲がかかって前作とよく似た色合いの画面で高まる期待。最新鋭機でぶっ飛ぶマーヴェリックかっこいい。ダイナーに入っていって水を飲み、ここはどこ?「地球だよ」ってやりとりは微笑ましい。
ところ変わってハメ外して絡んだ相手が上官でした、をそういう変奏してくるかーとニッコリした。ジェニファー・コネリーの役、前にもいたんだっけ??と混乱したままずっと見てた。
お話はシンプル。インポッシブルなミッションを可能に変えろというパターン。訓練シーンの画角決まりまくってて撮影楽しそう(しんどそう)。相変わらず敵が書割。でもそれがいい。
サイクロンに任務下ろされてショボーンってなってたら無言で飛行に入るのが激アツすぎる。そうそう、マーヴェリックはこういう人でしょ。見事な飛行で御託をねじ伏せるパワー!!ビーチバレーがドッグファイトアメフトになるのが新しくて楽しい。
ミッションのサスペンス具合も程よくて手に汗握ったし、そこからルースターとのやりとりも心地いい。ここに至るために今まで溜めてきたんだなと感じる。
見る前にバトルシップと言われてたけどそういうことね〜〜。激アツ。
グースとの無念を晴らしてくれてよかった。Redemptionだ。

吹替を楽しみにしていたけどやはり森川さんの声で喋るトムこそ最高。宮野のマイルズ・テラーもハマってた。いけ好かない中村悠一、実直な内田真礼など若手メンツの識別に吹替は最適。ジョン・ハムが加瀬康之だったんだけど、前作で加瀬康之出てたのと別役だから少し混乱した。楠大典、三宅健太も渋くていい。エド・ハリス出てくるの知らなかった上に菅生さんでラッキー。

4DXにしてよかった。風を感じまくれる鑑賞でした。
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