熊谷卍丸

トップガン マーヴェリックの熊谷卍丸のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

職場の先輩から「3回泣いた」「2022年最高傑作」などと何度も薦められたので、かなりハードルが上がっていました
不安でしたが、テンポもよく、アツい物語でした

個人的には、マーヴェリックは国民的スターのアイツと重なる部分が多くて好きになりました
それは、「こち亀」の両津勘吉です
顔もスタイルも全く違いますが、人間味は両さんです

まず、功績は素晴らしいのにそれを凌駕する不祥事で出世できない男、、、これはまさに両さんです
物語の冒頭でも上司の命令を無視して飛ぶし、やめろって言われてるのに無茶してテスト機破壊するし、、、、
大原部長がいれば「バッカモーン!」不可避です
まあ、トップガンの大原部長ことケイン少将に怒られるのですが、人脈からクビ回避!これも両津ですね笑

教官になった最初の挨拶でマニュアル捨てたり、無謀な作戦を実行しようとしたりでドン引きの生徒達、、、金にくらんだ両津もこんな感じですよね

さらに、エリート生徒達が挫折する作戦を一発クリアしてしまう器用さを発揮します

極め付けは最新戦闘機に化石くらい古いF-14で挑む感じが、どんな時も下駄とチャリンコで挑む両さんを彷彿とさせます

というわけでみんなが好きなわけですよ
だって200巻続いた国民的コミックに似てるんだもん
これが僕のヒットの秘訣の考察です

【気になったところ】
・バーでみんなに奢らされたあげく、追い出されたあと、成長した親友の息子を見て泣くマーヴェリック。これ全然部外者からしてみれば、「あ、あの人泣いてる。可哀想なことをしてしまったなぁ。」と思うに違いありませんよね。

・みんな仲良くなったビーチアメフト。元アメフト部ですが、ルールが全く分かりませんでした。まあ、楽しけりゃいいよね。
熊谷卍丸

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