近藤真弥

金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキストの近藤真弥のレビュー・感想・評価

3.6
主体的でチャーミングな金子文子はもちろんのこと、“弱者”について考えさせられるのも魅力のひとつだと思う。それなりに時代背景を把握しているから、そう感じたのかもしれないけど。

原題は『朴烈』だけど、『金子文子と朴烈』のほうが作品の本質を表してますよね。邦題が断然素晴らしいという稀有なケース。
近藤真弥

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