原作以上に「痛いオタク」感を出している主人公の存在感が凄い。
今まで見たオタクキャラでもぶっちぎりの痛さではないだろうか、そんな主人公のキャラが立ってるからこそ、そんな主人公といきなり交際を始めたヒロインとそれに驚く周囲、空回りをする主人公のコメディが際立って面白く感じる。
また、序盤奇人にしか見えなかった主人公が少しずついいところがわかってきたり、逆に都合のいいヒロインにしか見えない中条あやみがだんだん欠点が見えてきたり、キャラ性を保ったままキャラの魅力が上がっていく作りはとても良い。
ハロウィン以降の展開はかなり置いてけぼりになったが、まあ愛嬌だろう。