天気の子に勝つには尺と予算が足りない!と叫びたくなる作品。
SF的な世界観の中でヒロインを救うという王道展開なのだがSF論が映像で流すとなるとかなり難解に見え、これどういうこと?が先に来てしまう。
またそのSFの方に大分尺が取られてしまい、ヒロインと仲良くなるシーンをもっと見せろよ!と思ってしまう。
CGや映像から感じられる予算については特段低予算すぎるという風にはならなかったやはり天気の子と比べると何段が劣り、公開前の広報の力の入れ方を考えるとこの予算で戦うのは無謀では?と思ってしまう。
作品やキャラのポテンシャル自体は感じたので、それ故にもうちょっと色々足りてればなあというのが目立つ作品だった。