ラムニード

寝ても覚めてものラムニードのネタバレレビュー・内容・結末

寝ても覚めても(2018年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

共感は全くできないけどかなり好きな感じの映画だった。
麦と朝子の出会い方は意味不明だし、そもそも麦が完全にやばい人で、そりゃあれだけ強烈な人と過ごした時間があるのなら忘れられないか…と思っていたら朝子もなかなかのやばい人だった(笑)流されて、言葉に出さない朝子にむかつきつつもこういう人いるよなーと思っていたらすべてを投げ出してよりによって被災者のおじさんにお金を借りたりするクズなところで、麦と同様に完全に朝子もやばい人になったところが良かった。
川と海、仙台、出会ってすぐのキス、現実味のない麦と現実的な亮平。家の前に流れる川を「汚い」と言う亮平の言葉が日常にあるものの汚さも含めて、過去の関係には戻れないけどこれからを朝子とともに過ごしていく言葉として響いた。