とぽとぽ

ヴィクトリア女王 最期の秘密のとぽとぽのレビュー・感想・評価

3.5
勝手にスティーヴン・フリアーズ映画祭

国境も文化も上下関係も超える友情に心温まる

陛下と目を合わせるな。スティーヴン・フリアーズ監督の得意ジャンルな作品。彼の監督する実話ベースの作品には特有のテンポによるユーモアと気まずさを超えた温かみがある。名優ジュディ・デンチが20年ぶりにヴィクトリア女王を演じた"ほぼ…"実話に基づく作品。タイトル出る直前、秀逸。
ソーセージやプディングなど野蛮人め、バカげてる。本当は金貨を渡すためだけに呼ばれたイケメンなコーラン丸覚えインド人アブドゥルを、陛下自身がいたく気に入り特別な扱いをする。いわゆる"(衝突しながら徐々に)心開いていく"モノどころの騒ぎではない第一印象からの良さと目に見えるえこひいき。すぐインドに帰るはずが予定変わったことでもう一人のインド人は体調不良にまでなる始末。そうした陛下の行いにもちろん反感を覚えるお付きの人々。その後、紆余曲折ありながらも変わらぬ友情(というより疑似親子/信頼関係)を築いていく。私はあなたの女王/ムンシ。

少々予定変更だ!客と話してはならん
ムンシ spirit adviser
陛下はご乱心か、インド人に王室を乗っ取られた。狼狽しておられました
淋病、ムンシに敬意を払います
ムンシはどこ?ムンシを呼んで
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