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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法のimnrのレビュー・感想・評価

4.0
予告よりだいぶDQNで、スーパーに居たらまず近寄りたくないタイプの母娘の日常に引きながらも、画面いっぱいに広がるコットンキャンディーの様なシャーベットカラーの世界と、度が過ぎなければ純粋な子供たちの姿に引き込まれる。
母親(若い時のコートニー・ラブみたいな顔)はとても愛情深いが、お母さんというより年の離れた姉の様な接し方だと思った。
実態は小汚くてボロボロの、ドリーミーな風景の中に暮らす彼女たちは、やはり強烈に切ない方向へ順当に向かって行くんだけれども...
こうやって思い返すとアリなラスト。でも劇場ではお口ポカン笑
個人的に一番キタのはブッフェのシーン。最後の晩餐感というか、目に焼き付けておこう感に胸が締め付けられた。
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