3センチメートルの宇宙人

ゴールド・プレイヤーズの3センチメートルの宇宙人のレビュー・感想・評価

ゴールド・プレイヤーズ(2012年製作の映画)
2.9
凄腕たちを集めて金魂強盗を成功するけど裏切り者のせいで仲間を殺され金魂も強奪される。それを復讐する騙し騙されの王道強盗アクション。

3時間近くあって絶望したけど案外時間を感じさせなかったのが救い。
『ハッピーニューイヤー』と似たような設定や展開だけど、あっちよりもキャラが弱い。
ソーナムカプールやニールニティンムケーシュ自体は悪くないけどここにアビシェークバッチャンを主演で持ってくると一気に物足りない。アビシェークって脇役だったりアホな役だからこそ魅力を発揮する気がする。

キャストは良しとして、明らかに不可能レベルな強盗劇や逃走劇に入り込めない。
大切な人と金魂を奪われた復讐とか言うけども、そもそもお前らも盗っ人やんけ感が否めない。「勝つのはヒーロー!」って…、お前も悪人やろが。
無関係な人々を犯罪に巻き込みすぎだし、キャラに魅力もないしでソーナムの美しさくらいしか見所がない。
でもインドの娯楽作特有の“面白いの力技”のおかげで不思議と楽しめる。