実験的なドーピングドキュメントから棺桶に片足突っ込むまで止まらない最高にエキサイティングなドキュメンタリー
ドキュメンタリー映画って考えさせられたり、「ホワイトヘルメット」みたいにリアルな爆心地の救助隊を描いた脅威の現実系とか様々にあると思うんですが本作は今まで見たドキュメンタリーの中で一番面白い
自転車競技のアマチュア選手がアマチュア版ツールドフランスに出てドーピングをしドーピング検査をプロのサポーターとともに回避していき大会で結果を残そうとする邪道スポ根的な面白さ
ドーピングで注射撃ちまくる痛々しさ
ドーピング使用のシビアっぷりとか普段見ることのない選手の闇
アマチュア版ツールドフランスでは収まらないどんどん巨大になっていくこのドキュメンタリーはついにはロシア国家を敵に回してしまう告発
バカな僕でも分かりやすい解説でどうやって回避不可能な検査をロシアは回避してきたのかが分かるしその異常さ、ロシア選手の数ある栄光が全て偽りであることが分かる
この映画の中心人物グリゴリーの動向、最後に待ち受ける衝撃の展開、ロシア怖すぎる
ロシアドーピングに関して詳しく知りたい人にはうってつけ
僕みたいにほとんど知らないこの映画の評判だけの前知識だけでも純粋に面白い
「カンフーエリオット」もそうだけどNetflixドキュメンタリーは質が高すぎる、ドーピング級にこの映画は面白い
