あ

キラー・メイズのあのネタバレレビュー・内容・結末

キラー・メイズ(2017年製作の映画)
1.7

このレビューはネタバレを含みます


何かを成し遂げたくて。

芸術家のデイブは憂鬱な日々から抜け出す為に、ダンボールでできた迷路を作り出す。迷路の中で迷子になったデイブを助けるために、仲間たちが迷路へと足を踏み込んでいく。

正直、面白く無かった。

設定の時点で緩みが多く、違和感だらけ。
何故、ダンボールが生命を宿しているのか。
外観のサイズからの内容が物理的に成立しない。それが、魔法なのか特殊能力なのか。何故デイブの作品なのか。
何故、周りの仲間たちは事も無げに違和感を覚えないのだろうか。
流石に割り切れない。
途中、詩的な言葉もあったが、積み重ねが無いために浅い。伝えたくてもこれじゃ浅いままである。
狂気的に見せたいのか、芸術的に見せたいのか定まりが無く、
ひたすらにご都合的で、気を衒いたいだけのエゴ映画という印象に終わった。

ダンボールの迷路という素材は良いのに、欲が角度を間違えて出てしまった作品だった。
あ