山田杏奈目当てで鑑賞。
強烈ないじめを受けた女子中学生が、それを上回る復讐を実行する話。
まるで韓国映画のような凄惨な映像と冷たさが伝わってくるのが特徴。
都内から田舎に引っ越して来た中学生の野崎春花。
彼女は学校で目を引くレベルのいじめを受けている。
担任の先生も自身が大事なのか、我関せずを貫く。
そんな日が続く中、遂に彼女の家は放火され、両親は死亡、大好きな妹は全身火傷で入院。
いよいよ彼女はいじめっ子達を殺害するが…
なんとなく凄惨な場面を想像はしていたが、想像以上にグロいシーンが多かった。
そう言ったアクションが強烈ではあるのだが、それ以上に輝いていたのが山田杏奈の目。
彼女の芝居によって、復讐シーンにとんでもなく箔がつくから素晴らしいし、もっともっと観たくなる役者である。
脚本自体はそれなりに突っ込みたくなるところがあるが、なんだかそのらへんも韓国映画っぽくて嫌いじゃない。