りょうすけ

ビール・ストリートの恋人たちのりょうすけのレビュー・感想・評価

3.5
“ If Beale Street Could Talk”
「もしビールストリートが話せたなら」この原題は「もしビールストリートが話せたなら、事件の一部始終を知っているはずの彼はこの通りで何が起きたのかを教えてくれるのに...」という意味が込められていると思いました。

レイプ犯と疑われ逮捕され引き裂かれてしまうファニーとティッシュ。どんなことが彼らに立ち向かっても彼らは「別れる」という決断は絶対にしない。もしティッシュが身ごもっていなかったら違うのかもしれない。本当の愛とはなんなのか?

助演女優賞を受賞したレジーナ・キングの演技はやはり素晴らしかったです。バリー・ジェンキンス監督の映画の助演女優はいつも素晴らしいですね。

主要キャストはほぼ無名の人ばっかりでしたが、ちょい役でデイヴ・フランコ、エド・スクレイン、ペドロ・パスカル、ディエゴ・ルナなど豪華キャストも出てきました。

「ムーンライト」と比べれば、インパクトは少ない映画ですが、1つの恋愛映画としては素晴らしい映画だと思いました。
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