若い二人のカップルが、気持ちのままに恋して、当たり前のように毎日を過ごす。
そんな二人の時間や空間はとても美しかった。
ただ彼らの肌の色が、他の人と異なり黒人というだけで、そんな日々を奪ってしまっていることに憤りを隠せない。
差別されてきた感覚が本当の意味で理解しているとは決して言えないところが、この映画をみて、さらにもどかしくなった。
最終的に、二人たちは決意をきめ、運命を受けて入れているように目を見て感じたが
観ている僕としては、納得がいかなかった。
二人を含む家族から幸せの時間を奪っていいのかと思った。
義理の息子を救うため、母が奔走するが
その後の結果がうまくいかないで、変えることのできない結末が待っているという感じの演技は、涙がこぼれた。
愛しいと思える時間をより、大切にしようと思った。
少し薄い感想になってしまって悔しいが、暖色の色使いから温もりと優しさを受け取った映画であった。