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スリー・ビルボードのEPATAYのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
4.5
試写会にて一足先に。

しばらくこの映画のことが頭から離れないだろうし、しばらく考えていたい。
とりあえず、みんな2月1日は映画館行ってください。観に行けば分かるから、とにかく観に行って...

二転三転とする物語は全く予想ができない。観るにあたって先入観を与えないように伝えるにはどう書くのが良いのか分からないけれど、とにかく純粋に思った通りに見て欲しい。そして映画の変化、観ている自分の変化に楽しんで欲しい。

ただのサスペンス映画というわけではなくて、バイオレンスと笑いと感動が見事なバランスで混じり合っていて感情があっちゃこっちゃになる笑
言葉遣いがクッソ汚かったり、馬鹿すぎる発言やシュールな行動など、けっこうバイオレンスなことをやっているのに笑っちゃうという。
一箇所映画館が爆笑に包まれたシーンがあったんですけど、そのすぐ後に爆笑が一瞬で静まるような緊張感が襲ってきて、その数秒後には感動で泣いてるっていう。
オレンジジュースのところは本当にすごいです。

布石の敷き方も上手くて脚本のすごさに震えた。気づかないわけではないんだけど、その布石をどこで誰がどうやって回収するのか、こんなの予想できないよ。
音楽も重要です。

「愛」「許す」というテーマを頭に置き、目の前で起きる変化に驚嘆しちゃってください。
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