ramu

スリー・ビルボードのramuのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
3.9
皆、乱暴で威圧的なんだけど、嫌いになれない人達ばかり。
「俺は白人だって虐待する。」と言っていた彼が、あんな風に変わっていくなんて。
未だにあからさまな黒人差別があるし、LGBTだって全く理解されていない、南部の田舎という閉鎖的な土地や環境が、根は良い人な彼をあんな風に作り上げたんだろうなぁ。
勿論、彼だけではないんですけどね。

終わり方も個人的には好きです。
世の中、簡単にことは進まないし、良いことなんて早々訪れません。
だけど、少しの希望が生きる糧になるんですよね。

あー!サム・ロックウェルが良すぎましたー!!!
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