想像を超えるストーリー展開にビックリです。
多分、自宅で鑑賞していたら間違いなく声を出してしまうシーンが数カ所ありました。
ミズーリ州の田舎町“エビング”(架空の町)で暮らすミルドレッドは、娘を殺されたが犯人が未だに捕まらないことに腹を立て、道路沿いに並ぶ三枚の広告看板に「レイプされて死亡」「犯人逮捕はまだ?」「なぜ?ウィロビー署長」のメッセージを掲げ、警察と小さな町に激震を与える。
果たしてミルドレッドの思惑どおりに犯人逮捕に繋がるのか?
ミルドレッドの激しさは、理解を超えた行動の連続に感情移入する事すら難しくなってきます。
そして、町の良心の象徴の様なウィロビー署長の驚愕の行動は賛否両論だと思います。
最後にクソ警察官のディクソン。
この3人を軸に様々な人を巻き込みながら予測不可能な展開になだれ込んで行きます。
ハリケーン“ミルドレッド”‼️
これが私の解釈です。
このハリケーンは触れるもの全てを容赦なく巻き込む破壊神です。
巻き込まれたら最後、全てを剥ぎ取られ剥き出しの自分と向き合う事を強いられてしまいます。
真の自分と向き合った者は神の前に跪き懺悔するのか?自らの進む道を神が導くのか?苦しみの向こう側にその答えがある様な気がします。