UCHIDA

スリー・ビルボードのUCHIDAのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
3.5
思い出したかのように書き綴る。
目黒シネマで見ました。

娘がレイプされても警察が全然動かないことに腹を立てている母親が、3枚のビルボード(広告板)に怒りを表すんだが、
それが私にはいいことなのか悪いことなのかわからない。

母親は汚い言葉ばっかり使うし、法を犯すようなこともたくさんやっていてコイツやべえやつなんじゃねえか?って思ったんだけど、ところどころ母親らしい優しい場面も描かれていて、意外と普通の人間なのかもしれない?と思った。
自分の実の娘だから、逆恨みじゃないけどああいう態度になってしまうのかなと思った。自分はまだ子供を産んだことがないのでわからないけど。

「あんた自分のことばっかりで人の気持ちなんて考えたことないでしょ」
と言われ、そこでハッとする母親のシーンもすごく印象的。
それが、あのラストシーンにつながると感じた。

もう一回見よう〜。
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