このレビューはネタバレを含みます
日本人ウケが良い(500)日のサマーって感じがしました。
いい意味で予告編詐欺映画です。
伏線回収がすごい。
↓感想を思うままにだらだら書いてます。
どっちが悪いとかじゃなくて、どっちも良いところも悪いところもある。どっちもわがままで自我がちゃんとあるんだよ。ただねえ、「「じゃあ」結婚しよう」って言い方はないなあとは思いました。麦くんの言い分もわかるし、絹ちゃんの言い分もわかるからこっちは辛いんだよ。私の今の現状が現状なので、どうしても絹ちゃんの方に感情移入してしまうところがあってね〜
絹ちゃん「やりたくないことはやりたくないの」
麦くん「やりたくないことをやるのは仕事だからだよ」
-諸々あって-
麦くん「掃除とか洗濯しなくていいから、好きなことしていいから」
らへんのやりとりはしんどかったねえ。泣くつもりなかったのに泣いちゃったよ。麦くんの「いつまで学生気分でいるんだろう」っていうワードも突き刺さってしまったな。
フィルマークスとかいろんなレビューサイトで一位を取っているのは、リアルな恋愛っていうところなんじゃないでしょうか。なんか、同じ時代を生きてきて、別の世界ではこんなことが行われていたみたいなリアルな感じが共感を呼んで評価が高くなるのではないでしょうか。
うまくまとまらないんですが…
サブカル大好きなので、固有名詞が散々出てくるのでいちいちおぅふってなってた。
早稲田松竹と下高井戸シネマが出てきた時は感動すら覚えた。どこにでもいる普通のサブカル系大学生ですよね。共感を得る。
考察動画見てて、社会に殺されたカップルって紹介されてて、そうだよなあと。
ちょうどうでもよい？冒頭のシーンで有村架純が「あったかいんだからぁ〜」って歌ってて、うわあ時の流れ早いなあってなった。
天竺鼠なんかかわいそうじゃね？？
絹ちゃんは理想を追い求めていて
麦くんは現実を見ている
別れのシーンの2人の涙は、違う思いで泣いているけど、(私もそれに共感して泣くとかは全くなかったが)2人ともあの頃の気持ちにはもうなれないんだなっていうところでは共通していると思いましたよ。
あと、レビュー見ててお互い「好き」を一回も言ってないって見て、ああたしかにって思った。意図はあるでしょうね。
クロノスタシス
