それぞれの立場の人が場面によって善にも悪にもなるのがすごい良かった。本質的にはそんなもんやんなと思うし、それを咎めるかどうかは大した問題じゃない。道を踏み外したと自分でわかってるかどうか。
なんかそんな気してたけどやっぱりこれはジャケット損な気がする。そんなハードボイルドな話じゃないよー。皆が道を間違えるし、模索する。それでもまた間違えるかも、ってところで終わる。ある意味すごく人間味のある話。
どんな上から目線やねんて感じやけど、これがこんなけ名だたる賞で評価されるんやから世の中捨てたもんじゃないなって素直に思った(笑)