ピナコ

ブリグズビー・ベアのピナコのネタバレレビュー・内容・結末

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

小さい頃大好きなぬいぐるみがありました。
大人の手のひらサイズのクマだった。
始めは白だったし耳も付いていたと思う。
大事にハンカチの布団に寝かせたりいつも一緒にいた
家族は笑うが私には大事な友達だった。
いつの間にか失ってしまった。


彼にはずっとブリグズビーはヒーローであり親友だったんですね
そして彼はブリグズビーの次の作品を自分で作りそして成長(大人)していく…

思っていた映画と違いました。
『ルーム』みたいって聞いたりしていたので辛い映画なのかな?
クマ出てくるからファンタジーかな?って。

"誘拐"を大きく扱えば25年は大事な時間を奪われ人生を壊されたと言う話になりますね。
犯罪ですからいけないことですが…
誘拐された本人があまり苦痛を感じてないことが救いで生活に余り不満を感じてないことが救い。
そして偽パパの考えてくれたブリグズビーが大好きで楽しみにしていたわけで…

急に偽パパママが悪者と言われ、ブリグズビーを忘れろと言われもそんなこと出来ませんよね。
25年それで来たんだもの。
何でも豊富にある外の世界が絶対的に幸せか?ってそれは分からないよね。

どうやってこの状況を自分の中に取り込んでいくのか?
『ルーム』だってひどい犯罪なんだけど彼はその世界しかしらずママとずっといれたことが信じられないがそれまでは"小さな幸せ"だったかも

ブレンダンの『タイムトラベラー』なんかも両親の愛情は一杯受けてたわけで
そういう映画と今作は通じるものがあると思った。

犯罪を肯定しているわけではありません。

回りの方が優しく心配してくれているのがそれが救い。



偽パパがマーク・ハミル
刑事がグレッグ・キニア
最初同一人物に観えちゃったw
自分が眠かったし😪

マーク・ハミルが出てんならスタートレックじゃないと思うんだけどあのTシャツw

主人公の彼
私はウッディ・アレンに似てるなって思いました。
ピナコ

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