Tはっちょう

ワンダーウーマン 1984のTはっちょうのネタバレレビュー・内容・結末

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

チャップリン独裁者のスピーチ
この世界は美しい。願いを取り消しなさい。いつか来る、素敵な世界が。ありのままのこの世界も美しかった。

スーパーマンとチャップリン

実写版キャット

クリスティンウィッグのキャスティングさすがすぎる。これまでの配役と実力の面で

男臭さが抜けた

70年代〜80年代のアメリカ映画を意識したようなゆるさ。冒頭の王道なヒーロー映画の雰囲気。力無き一般人による嫉妬と欲望。それによる変容。

80年代のショッピングモール繁栄時代。人がモノとかに欲を裂く、大量消費社会。

最初のガルちゃんの靴が豹柄!フリだ!

最後の子供はずっとあいつか!

ダークナイト以降の作品でいろんなカウンターを繰り出すヒーロー映画の中でまた新たな局面を迎えてる。話の緩さと馬鹿さ加減がリチャードドナースーパーマンを彷彿とさせてくる作り。そこを馬鹿馬鹿しいと思ってしまうかもしれない

ラスト
世界はありのままでも色んなことが美しい
無力だと不安になるかもしれない
けれどそれでもいいのだ。
嘘では幸せにはなれない。真実が美しいのだ。
あなたの真実を教えて?

冒頭の台詞もフリになる。
インディペンデンスデイ的な
チャップリンの独裁者だったらあーやって人々の顔を映してたんじゃないかな?と思える。

人の強欲さのお話
ここまで壮大でバカバカしくするならばあのラストは納得できる展開

ワンダーウーマンがうつつを抜かすことはバカっぽいし、デートムービーになるんだけど、それに意味がある。ヒーローでさえも嘘の幸せに乗っかってしまうと言う話

あのヴィランの真実は?子供時代から親がDVで、苦労してきた。いじめも受けてきた。自分の会社に看板を取り付けるところとか、泣ける。