ヨダセアSeaYoda

ワンダーウーマン 1984のヨダセアSeaYodaのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
3.7
"真実からしか英雄は生まれない"

"たった一回の願いよ"

【STORY】
 すっかり文明社会に慣れたワンダーウーマンことダイアナ。
 今回彼女が対峙するのは、不思議な魔法石の脅威、野望に突き進む成金、そして、自分自身…!


【一言まとめ】
●ダイアナだからこそ強く際立つ物語
●今の世の中に重なるような。
●映像は最高の部分と微妙な部分が。
●黄金の鎧は意外にも良かった!
●ガル・ガドットは安定の100点美女
●さすがハンス・ジマー様


【感想】
《DCEU3貫②》3貫目

 終始、"真っ直ぐ正義を貫くダイアナ" だからこそ活きる物語になっていたのが最高でした!
 真っ直ぐ正しさを追求してきたダイアナだからこそ、彼女の見せるエゴが際立って本当に感情に刺さるし、真っ直ぐ正しいダイアナだからこそ、その辺の主人公にはクサ過ぎるようなメッセージもストレートに伝わる。
 前作でダイアナがどのような人物なのかを描ききったからこそ、今作の彼女が映えてましたね…。

 世界中が、身体的にも経済的にも精神的にもコロナに蝕まれている今。
 終盤のシーンはそんな今の現実世界に語りかけているようにも思えてしまい、余計感動しましたね…
 ただその感動演出が割とありきたりで、感情移入的な説得力には少し欠けるように感じた事は言わせておいてほしいですが…😅


 映像面は、最高の部分とちょっと残念な部分、両方あった気がします。
 夜空のシーンは映像美とワクワク感に圧倒されたし、エジプトでのカーチェイスシーンもめちゃくちゃかっこよかった‼️
 それに対して、滑空シーンや終盤突風に耐えてる辺りはなんともシュールな映像に感じてしまい、少し冷める瞬間もありました。
 もうちょっとなんかなかったかな😅


 黄金の鎧は思ったほど違和感がなく、むしろアクションから伝わってくる翼の独特の質感がかなりロマンでワクワクしました‼️


 ガル・ガドットはやはり100点満点の美しさ。電車に驚く彼の横顔を眺めながらニコニコ微笑むダイアナは文字通りの女神でした…
 マンダロリアンの中の人ことペドロ・パスカルも素晴らしい怪演!ハマり役でしたね。


 忘れてはならないのが、神・ハンス・ジマーの音楽。
 またも彼の音楽で感情を3倍掻き立てられてしまいました…

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観た回数:1回
直近の鑑賞:映画館(20.12.18)
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【星つけた際の個人的評価・好み】
総合点75pt/100pt 星換算★★★☆3.7
 コンセプト点 69pt/100pt
 ストーリー点 60pt/100pt
 心に迫る点  81pt/100pt✨
 設定点    72pt/100pt
 アクション点 83pt/100pt✨
 キャスト点
  ※新キャラ 73pt/100pt
 テンポ点   61pt/100pt
 深み点    68pt/100pt
 演技点    76pt/100pt
 撮影点    79pt/100pt
 演出点    78pt/100pt
 映像美点   79pt/100pt
 セット点   82pt/100pt✨
 キャラデザ点 69pt/100pt
 衣装点    77pt/100pt
 メイク等点  70pt/100pt
 音響/効果音点77pt/100pt
 音楽点    88pt/100pt✨
 笑い点    70pt/100pt
 ヴィラン点  72pt/100pt
 美しさ    100pt/100pt✨✨✨
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