かしれい

ワンダーウーマン 1984のかしれいのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
3.3
年末年始映画に相応しいアクション大作。
娯楽として楽しめたものの、前作よりも没頭できなかったなという印象。
ご都合主義なのはヒーローものなので良いとして、バーバラのキャラ付けが弱かったかなあ、、。元々ダイアナに憧れ(自身の劣等感から来るものではあるが)から願ったはずなのに、協力したり敵側についたりで動きがよくわからない。特に闘いのシーンでの「そうやって上から見下ろしている」という台詞はどこでそう思ってたの?というハテナが浮かびまくり。そもそもダイアナと同じ力を手にしたらまずダイアナの秘密を知ろうと思うんだけど、ただ力に魅了されてしまったというのがあまりにも古典的すぎてイマイチ。あと最終形態がキャッツみたいでそこが気になってしまった、、。
冒頭のアマゾンのトライアスロンシーンはハリポタみたいで楽しかった。が、あの時のダイアナは機転が効いてるしズルや嘘をした!という印象づけには弱い気がした。
全体的に切り貼りされたような映画で統一感があまりなかったのが残念。前作の方が丁寧。あと弱くなってるワンダーウーマンは観たくないのよ。圧倒的な強さが魅力な訳で。鑑賞しながら前作見直したいな〜と思ってしまいました。
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