レジェンダリーのオーウェンのレビュー・感想・評価

トム・ホランド目当てで見ると思わぬ地雷になるような作品。
というのも宗教色が強い映画なので、なぜそうなるのかという疑問がついて回る。

聖遺物の石を巡ってのやり取りだが、トム・ホランドは完全に傍観者の立場。
戦うなどということはなく、あくまでも修道士の立場は変わらない。

むしろ口が利けない男の存在が頼もしく、ラストの剣闘は見応えがあった。

そしてラストの見解だが、ユダやイエスの存在と言っていたので、キリストの例のあれだろうと思うが、なんだか放り投げられたような終わりなのでモヤモヤする。