このレビューはネタバレを含みます
待ちに待ったダニエル・クレイグ最後のジェームズ・ボンド。
映画館の大スクリーンと音響で観れて良かった!!
ちょっとまだ点数が付けられない…
いやぁ〜私的にはダニクレの007の集大成として最高に良かったと思う。007シリーズの中でも一番心動かされたかも知れない。
一緒に行った相方は、アルマゲドン的なヒーローチックなアメリカ映画になってしまっていて007らしくなくてあんまりだった、という感想だったけど。
ダニー・ボイルが監督だったら…また全然違った内容になっていただろうけど。
そりゃそうなんだけど、
私はアリだと思うわ〜。人間味あふれるボンド。
マドレーヌとの愛憎。ブルーの瞳をした娘に向けるボンドの柔らかい眼差し。殺し屋に徹してる時の凛々しさ。
でも殺し屋のときのダニクレが一番カッコイイけど!
感想がまとまらないので以下、思いつくままに。
・監督が日系人のキャリー・フクナガの影響で、能面や枯山水的な日本の要素もあって親しみやすかった。
でも、ボンドが土下座してるフリして拳銃を取るのはどうかと思った。外国人同士の話で、謝罪に土下座しないでしょう…苦笑
・今回はアクションだけではなく珍しく‘対話‘のシーンが多かった気がする。
・コロナ前に制作された作品なのに、細菌が兵器なのも興味深い。コロナ禍を経て公開されたことで、‘感染した‘ということをリアルに感じられた気がする。
・ジェームズボンドの後任の007がいるのも面白かった。黒人女性っていうのは然もありなん。
・キューバのCIAエージェントのパロマ(アナデアルマス)頼りなさげにしてて、いざとなったら拳銃ぶっ放しててカッコよかった!あのシーンしか出さない潔さも映画としてよかった笑
・序盤で、スペクターが一気に全員死亡して壊滅したのもちょっと笑ってしまった。フランツ以外いなくなるなんて。これまでの4作で最大の敵だったのに?!
・前作からのマドレーヌの幼少期の「人を撃った」話の伏線が回収されて(今回の鍵だけど)、スペクターもサフィン一家も悪人が全員死んで、ようやく全てに幕をおろせた結末だった。
・ビリー・アイリッシュのOP主題歌も良かったなぁ。彼女のドキュメンタリーの中で、007の主題歌を歌うことが決まって曲づくりをしているシーンを思い出した。報われて良かったね
う〜ん
こうやって書き出してみると、たしかに分かりやすいエンタメ映画になってて気になるところはたくさん出てくるんだけど、
でもいいんですッ!
なんと言われようと私は最高だったと思うからーーー!!!
ふと思ったんだけど、一番ひどいのってMじゃない?あの人がヘラクレス計画考えたんでしょ…?
ボンドが死んだのって、、、Mのせいじゃ…
あぁ、もう2時。興奮して寝れなさそうだ😅