マレーボネ

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのマレーボネのレビュー・感想・評価

3.9
007ノータイムトゥダイおもしろかった!無難にまとまった感はあるけど、硬派で渋いボンドの魅力と、愛と家族っていう一貫したテーマでもってクレイグ版ボンドの完結編になってたなあ。

正直なところ、スカイフォールほどしっかりキャラクターを掘り下げるでもないし、スペクターほどエンタメに振り切るわけでもないので過去作視聴前提で楽しむものかな、という印象。
逆に言えばクレイグ版のシリーズが好きなら絶対に裏切られない。オープニングの墓参り直後の爆発&街中カーチェイスで「大丈夫ですよ!安心して観てくださいね!」って言われてるような気がした。
ロケーションもたくさんあるしアクションもすごい。いつものノリで楽しめる。

Qも相変わらずかわいかったな。家で飲茶でおもてなし準備して彼氏?待ってるQ。

終盤ちょっと疲れてきたタイミングで日露や大戦の話とか土下座スタイルのやり取りとかいろんな意味で怪しいやり取りはあるけどあんまり考えないことにした。
ラストは賛否あるだろうな。生存エンド=ハッピーエンドっていう考えはないけど、やっぱりあの流れであればきちんとした家族団欒で「人並みの幸せ」を得たボンドを見てみたかった気がする。

自分の中でのハイライトはなんと言ってもアナ・デ・アルマスが活躍してた中盤の20分弱だったな。
前々からきれいな人だなとは思ってたけど、今回はキャラもエロいわカワイイわ強いわカッコいいわでたまらんかった。あのセクシーなドレス着て「初任務だから緊張してて……」ってめっちゃテンパってるの萌えない訳がない。しかも任務始まったらめちゃくちゃ有能という。監督にんほられてるとしか思えなかった。サブヒロインとしてストーリーを引き回さずすぐ退場するところも理想。
キック・アス見たらクロエ・グレース・モレッツが好きになるレベルで、確実にアナ・デ・アルマスを好きになる映画だった
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