栗林55

007/ノー・タイム・トゥ・ダイの栗林55のレビュー・感想・評価

4.0
【ブルーの目をしたジェームズ・ボンド】
「美人と関わるのはやめた」


いよいよダニエル・クレイグ版の『007』最終章です!


やっぱりね、シリーズものはですね、キャラクターの魅力に尽きますよ✨
僕がシリーズものが好きな理由はですね、キャラクターへの感情移入をしがちだからやと思うんですよね~🤔

感情移入できるキャラは好きになるし、出来ないキャラのことは気になるし、嫌やと思ってたキャラのことが急に好きになったりするし😁
そして彼らは、出会い別れ、成長を続けて、一体どのようなラストを迎えるのかと(実際はラストなんて来ないでくれ‼︎と思っているのは内緒🤫)気になるんです😊
と同時に、僕も成長できるんです😁

一方で、シリーズものには、あまり考察とか整合性とかは求めません。それを証拠に、何度も言いますが僕のベスト漫画は『ドラゴンボール』‼︎😆
一度引き込まれたらその時点でついていくのは決まってるので✌️😏


だから、製作陣に求めることは、愛を込めてキャラクターを育ててほしい。それだけです。

今作…完璧でした‼︎‼︎‼︎



今までで一番しっとりとしたスタートです。いつものオープニングがなかなかこない…

ボンドが本気で愛した唯一の女性がヴェスパーやってことが改めて伝わるシーン🥺
シリーズが15年続いたことを物語る…


新007に驚き‼︎
昨今の流れを意識しているそうな。
"ボンドガール"→"ボンドレディー"に変更なんやって〜

監督がキャリー・フクナガという日系の方になったことで、日本要素がチラホラ!それでか~🤔
能面やら畳やら🇯🇵

長年続く『007』シリーズの伝統を守りながら、時代錯誤な点は改革していき、どんな時代でも受け入れられる作品にしていこうというところが見受けられました👏😊


⚠️ネタバレかな?そんなにしてないと思うけど🙏⤵︎


確かに最後、ボンドの相手に対する因縁が過去の敵と比べるとちょっと弱く感じたかなぁ🤔
全体的なストーリーの弱さはどうしても拭えない🙏スペクター殲滅と世界殲滅は一緒でよくない?とかね。
…まぁまぁまぁ😌

そしてややこしさが復活😅それはむしろ初期の感じがして良い👍


一方で、今まで以上に愛を感じる作品に変わってました👍👍

寡黙ながら若く刺々しく、傲慢さも目立った『カジノ・ロワイヤル』のジェームズ・ボンドは、作品を経るたびに口数が増えていき、今作ではかなり感情的に喋ってた気がする。

それには、過去の因縁、後悔、トラウマ、怯え、疑念…
どんどん負の要素が降り注ぎ、ボンドが打ちひしがれたからやと思います。

初めて愛した女性を失ったボンドが、今度こそは必ず守りたいと誓う意思。
ボンド像を貫きながらも、確かに見える成長が本当に素敵で、圧巻で感動のラストでした😭


またチーム感が高まってたね😆✨
こっちの方が、そりゃテンション上げやすいよね〜‼︎
もちろん、初期の孤高のボンド&厳格Mってのも好きやったけどね👍

これも、一体感を生み出したのはシリーズが成長した証!


フィリックス…🥺


アナ・デ・アルマスがちびるほどキュートでおったマゲッタ🤖
話題になった割には登場シーンが一瞬でおったマゲッタ🤖

いや〜そのドレスは反則でしょぉ😍
顔芸が可愛い可愛い❤️何回言っても足りへん
戦闘シーン巻き戻し⏪確定👍

ダニエルがほんまに彼女自身を微笑ましく見てたような気がして、癒されたわ🥰


ラスボス・サフィンを演じたのは、『ボへミアン・ラプソディ』のラミ・マレック。
今までとは少し違った雰囲気の個性的な怖さ😨



ガンバレルショットを意識したシーン‼︎
くぅ〜めっちゃ泣ける😭
007バンザイ‼︎🙌


"No Time to Die"♪も最高に最高に良かった~✨
この英語やと、色んな意味になりそうやけど、この映画の中では、"今は死ぬ時じゃない"って意味ですよね。これがもう…😭

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ちょっとややこしかったし、
最終的なボンド📝MEMO復活😇
ほんまに、名前と顔が一致しにくいシリーズでした😂🙏


MI6🇬🇧
ジェームズ・ボンド
ブロフェルドとの戦い後、MI6引退

M
2代目。チームワークとりがち

Q
Mの部下。IT担当

タナー
Mの部下。コールソン要員

マネーペニー
Mの秘書。セクシー

ノーミ
新たな007


マドレーヌ
🤝ボンド<愛し合う❤️👉ボンドに疑惑をもたれて別れる>
👐ミスターホワイト<父親>


CIA🇺🇸
フェリックス
🤝ボンド<15年来の親友>
👎アッシュ<裏切られ、殺された>

パロマ
🤝ボンド<一瞬のボンドガール❤️>


スペクター🐙
ブロフェルド(服役中→密かにスペクターと連絡)
👎ボンド<前作で捕まった>
👉マドレーヌ<診察される>
👎サフィン<間接的に殺される>

ミスターホワイト(死亡)
👐マドレーヌ<父親>
👎ボンド<ヴェスバー❤️の仇→ボンドに娘を託す>


サフィン
👉マドレーヌ<父親に家族を殺された、子供の彼女を助けた(恋?)>
👎スペクター<家族を殺された>
🖕世界を滅ぼそうとする

オブルチェフ(博士)
🤝M<ヘラクレス計画→裏切り⁇>
🤝サフィン<誘拐された→毒薬開発に手を貸す>

アッシュ
🤝サフィン
👎フェリックス<接近してた→殺害>
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ストーリーの内容というより、<ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを卒業>というコンセプトの方を重視した作品やと思いますし、それで良かった‼︎😄
最高の集大成でした👏

間違いなく、僕にとってのジェームズ・ボンドはこれからもずっとダニエル・ボンドのことになるでしょう😊

お疲れ様でした‼︎ありがとう‼︎


To Daniel 🥃🥃✨


"His name is Bond, James Bond"
栗林55

栗林55