このレビューはネタバレを含みます
これがレビュー3を超えてることが驚き。
少年Aの更生をどう描くのか、元凶悪犯と友情を育めるのかにフォーカスしてくれる映画だと思って見たら期待はずれだった。
面白くなかった。
問題を抱えた主要人物が複数出てくるため一つ一つが薄く感じる。
少年Aと友にのみに深く向き合って欲しかった。
加害者家族の贖罪の話が出てくるが、少年Aとは無関係の人。
やばい男に目をつけられ抜け出せなくなった元AV女優のレイプ被害者も出てくる。
この2人の話が混じるせいで少年Aと友とのエピソード総量が少なく、最後会いに行くまで、そこまで友達だった?ってくらいに感じた。
まぜこぜすぎて全体的に問題が薄くかんじる。
そして、主人公が記者を辞めたとして再就職先はもっと選べる学歴や素質があるのに、僻地での労働環境が悪そうな肉体労働を選ぶか?とか設定にリアリティがないなと思ってしまって入り込めなかった。
良かった点はこの犯罪加害者の罪は許されないのか問題に向き合おうとした意欲。