木曳野皐

友罪の木曳野皐のレビュー・感想・評価

友罪(2017年製作の映画)
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映画から漂う空気感から、「暗い」「空虚」「やるせなさ」そんなキーワードが浮かんだ。
まぁよくもこんな役を引き受けたよ生田斗真も瑛太も。特に瑛太さんの無機質な声。あれ素晴らしいねぇ、喋り方からもう陰だったもん。

結局「生きてて欲しい、友達だから」に全ての解決の糸口があるな、と。
友達だから生きてて欲しいだけであって友達じゃなきゃオメーみたいな犯罪者死ねって思うし、救わないし、救われないし、それに万が一にでも死んだのが自分の子供や家族だった場合被害者目線からしたら死んでも許さねぇよ。

だけど!だけど、「友達だから」生きてて欲しいんだわな。自分からしたら友達だから。でも「友達だけど」何もしてやれねぇよな、って話。

あと最後にひとついいですか?
「破壊衝動」って人類みんなにあるのかと思ってたよ私は。
木曳野皐

木曳野皐