ただただポツリと「ロリコン」だけが独り歩きしていたらこの映画はなかったと思う。よく見る凶悪事件でも何でも、やはりバックボーンに日を当てるというのは犯人や被害者に限らず何かを考慮する上では大切なことなんだと知る。
最近は新しい映画を観ず、好きな映画ばかりを繰り返し観ていて【孤狼の血】後の今作の松坂桃李の変貌ぶりにビックリした。
別に綺麗なロマンスでは無いし、自分の人生に当てはめられるかと問われれば稀なケースすぎて身近では無いけれど、これが身近になりうる存在は居ることを私も理解しなければならないと思った。
頭ごなしに否定しない、人の話をちゃんと聞く、人には人の乳酸菌。
