一条和馬

コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道(はんどう)の一条和馬のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

テレビアニメ『コードギアス~反逆のルルーシュ~』と第二期『コードギアス~反逆のルルーシュR2~』をまとめた総集編映画、三部作の二作目。

皇族であり、ルルーシュの姉、ユーフィミアが『行政特区日本』を発表すると事から、ゼロが先導する『合衆国日本』の結成、ブリタニアと世界を二分する所までを描いたお話。

噂では「中だるみが凄い」というR2ですが、今回は総集編という事でその辺りの『中だるみ』を丸々カット、そのおかげか、せいか、爆速でお話が展開します。

二期はまだ途中なので、一期までの感想。

流れだけは知っていましたが、やはり面白いですね。母親を殺され、妹の目と足を奪われ、挙句人質として日本に送られた後にその国も滅ぼされたルルーシュが復讐を誓うのは見ていて充分過ぎる程納得のいく理由ですし、侵略者側のブリタニア兵士達が罠に掛かって落ちたり罠にかかって黒の騎士団に負ける様は見ていて爽快です。

もう一人の主人公、枢木スザクの方は総集編という事もあってかちょっとフォーカスが薄い様な気がしますが、どんなことがあっても己の芯がブレないスザクと、目的の為なら手段を選ばないルルーシュの二人のぶつかり合う姿は、展開が分かっていてもハラハラドキドキです。
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