原作はだいぶ前に既読、何日もかけて通勤中の電車で読んでいた記憶あり。
本作品が話題になっていた頃、小説を読み終えてから鑑賞した。このたびエクステンデッド版として初鑑賞。
改めて見ても良い脚本です。
特にハラハラさせるストーリー展開が良い。
どんどん深いところまで巻き込まれてしまうラングドン教授。ソフィーとともにダヴィンチが作品に込めたメッセージの謎解きで聖杯の核心に迫る。
キリスト教関係者にとって脅威となる作品ではなかろうか。原作を読んでいる途中からそのように思えたが、次々と続編を出版するぐらいだからきっと原作者のダン・ブラウンは、命を狙われることは無かったのだろう。
神のおかげと思わなければ説明がつかなかった自然の摂理を、文明の発達によって新しい解釈ができるようになった。その都合の悪い事実を揉み消そうとする動きに似ている。
完璧なストーリー展開ですが、よくよく考えるとおかしいなと思えたところとして、最後にマグダラのマリアの血筋を守る人がたくさん登場するのであれば、常にプリンセスを密かにボディーガードするような考えに至らなかったか？音信不通になった時点で心配で堪らなかった筈だ。（実際に危険な目に遭っているし、、、）
それとちょっと気になった点として、
原作ではソフィーと館長ソニエールは実際の血縁関係にあった私の記憶は、調べたところ記憶違いではなかった。
