コンプリシティ/優しい共犯のせらりんのレビュー・感想・評価

舞台挨拶にて。
SIGNATUREで、画面いっぱいに映し出される主人公の不安と戸惑う姿に心を打たれて。
この人の人生がどうなるか早く知りたくて、公開待ってました。

お金も学もないし、夢も野心もない。
ただ生きるために生きる。
重ねた嘘が、自分をまた故郷に戻れなくする。

唯一持ってる名前を、呼んでほしい。
そんなシンプルな願いを叶えることが、
なんて難しい。


与えられたものをひたむきに頑張れる純粋さ。

言葉が通じなくても、心は通う。