ショックだった。
韓国、朝鮮半島…日本の隣の国のことなのに全く何も知らなかったです。
戦後の韓国、朝鮮半島の歴史は世界史で表面だけ習っていて軍事政権だとか言論統制なんて言うのはただの知識でした。
世界の情勢、戦争、テロ、デモ…いろんなことを僕たちはメディアを通して知り、メディアを通して自分の意見をもつ。でもどこにもそのメディアが真実を発信している確証はないし都合のいいように切り取られてるかもしれない。
この映画のような言論統制や人道に反する軍部の圧制は今の世界にも存在してそこに生きる人々はこの映画のように真実を伝えようとしている。
一番大切なのは知ろうと思う気持ちなんだろうな。
映画の構成も素晴らしく、前半のコミカルさ、ソンガンホ演じるちょっと不器用なタクシー運転手。想像を絶する圧政。
これが事実だったと思うと恐ろしいと同時にピーターさんとマンソプの命懸けの行動に自分も勇気をもらいました。