光州事件
こんなことがあったなんて…
全く知らなかった。
今の韓国の若者にもあまり知られてないみたい。
1人の記者がこの光州事件を世界に伝えようとして、そして今こうやって映画にもなり、違う国の老若男女に知られている。
当時の記者も、それに協力した人たちも素晴らしいけれど、映画の影響力の素晴らしさに改めて感服した。
この映画は、映画としての娯楽はもちろんのことながら、社会性とメッセージ性を兼ね揃えていて、韓国映画のレベルの高さを痛感した。韓国映画って面白いよな〜って思ってたけど、今作はずば抜けているかも!
過度な描写を無理に描いているのか、それとも現実に近い描写なのか、もっと残酷だったのか。
暴動のシーンはかなり見るに耐えない光景だった。
ユーモアに溢れた序盤から一転して、後半はシリアスなムードになるけれども、ソン・ガンホの人情味のある演技にホッとしてしまう。
これは海を越えた絆の物語。
涙無くしては見られなかった。