ソン・ガンホが出てるってだけでずっと観たかった作品。前知識なかったけど、パッケージからは予測できない内容だった。
ソン・ガンホって世界一“不器用な父親”が似合う俳優だと思っていて、本作品もそんなところからの導入だったけど、段々と話しの中核に入っていくにつれて、ちゃんと内容を理解した上で覚悟して観ればよかったと後悔。
韓国の辛い歴史、しかもつい最近、それを見せつけられてはとても苦しかった。しかも国内で起こってることなのにかたやメディアの情報を鵜呑みにして他人事。
光州事件の悲惨さもみせつけられたけど、メディアの怖さも同時に思い知った。上層にコントロールされたメディアと、真実を伝えようとするメディア。私たち受ける側はやっぱり正しい事を常に放送してると思いがちになってしまい、それは恐ろしい事だなと思った。