こんな恐ろしい事件があったことをこの映画を見て初めて知った。歴史の勉強にもなるし、じんわり心に響くイイ映画だったと思います。
今や電子媒体の発達もあり、個人が情報を容易に発信できるような時代になっている。メディアはその存在意義自体が希薄になってきている。
ただ、一方でテレビを中心とするマスメディアの力はいまだに偉大で、くだらない偏向報道は今も絶えない。
このドイツ人記者こそが真のジャーナリズムであり、マスメディアに従事する記者はこうであってほしいと強く願う。
主人公はおそらくどこにでもいる中年のおっさんなんだろうと思っていたけども‥
人の優しさに触れて、一緒に時間を過ごした友のために自分が出来ることをやり遂げる正義感の強いカッコイイおっさんだった。娘とのシーンもそう多くないけど、とっても愛情深いのが伝わる演出はにくい。
記者さんと最後に再開して欲しかったなぁ。
