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鈴木家の嘘のsouのネタバレレビュー・内容・結末

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

鬱の人が身近にいた経験がある人なら、違いがあるといえどもよくわかる話である。
鬱はこうであるというのがわかっていても、実際にいつも側にいるとおおらかに、寛大な気持ちで接してあげるのは難しい。妹の気持ちも年齢もあり仕方のないことだと思った。ただ、「死」という言葉はどんなことがあっても言って欲しくない言葉だった。
そしてどんな状況であれ実の息子はほっとけないものだ。それを他者から見たら甘や化しているように見えても仕方のないこと。母親の必死だった行動、気が狂いそうな気持ちが伝わります。
最後の霊媒師やコウモリ?も残された家族にはこれから生きていくためには必要なことだと思う。
こんなにも側に大切に思っていてくれる人がいるのにと思うと、切なくなる話だった。
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