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泣き虫しょったんの奇跡のEPATAYのレビュー・感想・評価

泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)
3.2
試写会に行ってきました。
うーんすみません。僕としては普通の域をでませんでした。

将棋の駒を並べるときの描写は好きでした!
なのでオープニングは好きです。
あとメイン二人の松田龍平と野田洋次郎は良かったなあ。

でもそれくらいですかね...
ストーリー的にはオリジナリティ溢れる話なはずなのに既視感しかない。
節々の3月のライオン感が半端じゃない。
もっと別のアプローチがあったのでは。

一度挫折した人がもう一度這い上がる話なんだからそりゃ並大抵ではない努力をしたんだろうけどそれが伝わってこないから結局才能?みたいに見えてしまう。
描かなくても伝わるだろうということなんだろうし、わかってはいるけどそこは一瞬でも書いた方がいいんじゃないの?と思いました。

将棋に熱中した子ども時代の話にそういう描写があるし、挫折後に努力の足りなさを後悔する描写があるのだからなおさらそう思いました。

あと、あんなに豪華キャストにする必要ありましたか?藤原竜也が一番謎でした笑友情出演?
なんか脇役の演技がすごく上手いのに、中心人物の演技がわざとらしかったりして変な感じがしました。

いくら豪華キャストにしようと、プロ棋士本人を登場させようとオリジナリティにはならないと思います。

結果的に普通の将棋映画という印象になってしまいました。

あとこれはもう完全に個人的な好みだけど、ロッキーぽいBGMもわざとらしくて嫌いでした。
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