あれ、これ超真面目じゃん……
禁断の園で少女のエロがうんたらかんたら~ってあったから、百合目的で借りたのにw
いやん、恥ずかしい(´Д`)
史実も絡めた、とってもシリアスな修道女のお話でした。
1954年テネシー州。
無宗教のシングルマザーに育てられたキャスリーンは、カトリックの学校や教会に通い始めたことで、神への愛に全てを捧げようと決心する。
母親に反対されつつも修道院に入ったキャスリーンは、厳しい生活の中で、神への想いにどっぷり浸かった。
しかし1964年、第2バチカン公会議により、教会や修道院の体制が一新されることとなり………
神の近くにいられる、その為に厳しい修練に耐えて、修道女になった。
だが、公会議により、その価値が下がり、実に9万人もの修道女が信仰を捨てたのだそう。
こんなことがあったんですね。。。
修道女以外も、かなりのカトリック教徒が俗世に戻ったそうです。
無宗教で不勉強の私からしたら、敷居が下がり、分かりやすくなったなぁ~程度のことなのですが、当事者には"今日からカラスは白い"と言われたようなものなのでしょうね。
そんな史実と、神しか見てない少女の成長、信仰、戸惑いを描いた、なかなかシリアスで美しい作品でした☆
修道女だけでなく、その母親で無宗教の側、昔ながらの修練を行う院長など、様々な視点で見せていて上手い。
特典の"もう1つのエンディング"を観ると、少しホッとします♪