カリントウもぐもぐ星人

花筐/HANAGATAMIのカリントウもぐもぐ星人のレビュー・感想・評価

花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)
4.2
主義を感性に乗せる若人達の青春劇。
思春期を持て余している彼らの足掻く姿は、暴走にも諦観にも捉えられる。

映像も独特で、演劇や紙芝居の妙を取り入れている。独特の映像演出は、滑稽でありながらも、B級では見せられない見事な世界観を構築し、大林監督でないといけない意義を強く主張していた。

あまり理解力がない上原作未読なのでしっかりと内容を把握出来ていないのが恥ずかしい限りだが、そんな私をして魅力に取り憑かれたのだからその魔力は凄まじい。
何度か見直して見ようと思う。