なつ

女の一生のなつのレビュー・感想・評価

女の一生(2016年製作の映画)
3.8
ラストシーンの言葉が、ある意味、この映画の“キモ”だと感じたのだが…。
岩波ホール、私が最年少でしたね。
人生の酸いも甘いも知り尽くしたであろうご婦人方でほぼ満席。
この台詞の後、結構“失笑”が、そこかしこで漏れた。
聞いてみたかったなぁ、共感出来なかったの?それとも、人生はこんなもんよの笑い?と。
古今東西、同様の悩みはあるでしょう。
女癖の悪い旦那、金癖の悪い息子。
“許す”にしても、時間をかけないと、繰り返すよ、その人達は。
まずは、自分を大切にして欲しい。
私のように能動的に生きてる女も、主人公のような受動的な女も…
“幸せ”は、自身の“心”が決める。
なつ

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