女の一生の作品情報・感想・評価・動画配信

「女の一生」に投稿された感想・評価

過度に感傷的になることなく、抑制のきいた表現でジャンヌの苦難を描いているのはとても良いと思う。ジェーン・オースティンの小説に登場するような、己の力と機転で人生を切り拓いていける女性ばかりではない(男性もそうだけど)ことに改めて気づかされる。けど次々と降り掛かる不幸を耐え忍ぶのもまたひとつの力であって、それが人生の終盤になってようやく彼女に平穏をもたらしてくれるのかもしれない。
楽園

楽園の感想・評価

3.5
動画配信サービス『U-NEXT』にて定額見放題で視聴しました。

評価は、高くない作品みたいですが...
個人的には、好きな部類の作品だったので
3.5点をつけました。

不倫は、いかん!

フランス映画って、素敵だなー(^^)
ちろる

ちろるの感想・評価

3.4
フランスの文豪ギイ・ド・モーパッサンの名作を実写化したドラマ。
モーパッサンの中でも特に人気のあるこちらの作品、しかし悲劇の連鎖が止まらず観ていて苦しくなる女の一生。


男爵家の一人娘として生まれた女性が、夫である子爵の不貞をきっかけに波乱の人生をたどる主人公ジャンヌ。

旦那のジュリアンは男爵家のメイド、ロザリと関係を持ち、ロザリは妊娠してしまう。
が、両親や神父の説得もあり、ロザリが男爵家を出ることで、ジャンヌはジュリアンのことを許すが、それも束の間、ジュリアンは男爵家が懇意にしているフールヴィル伯爵夫人と関係を持つ。
ふたりの逢瀬を目撃したジャンヌは、相談した神父からは黙っていることは罪であると諭され、ふたりの仲のことを書いた手紙をフールヴィル伯爵に出し、ふたりの仲に激怒した伯爵はふたりの命を奪ってしまう。

その後シングルマザーとなったジャンヌは、息子を溺愛し育てる。
だが、成長した息子本人が、アメリカで事業に失敗して、まるでオレオレ詐欺みたいなやり方して金を無心するという悲劇。

何を一体見せられてるのだろうか?という不幸っぷり。

時代ごとにおそらくこのジャンヌに対する読者の感情は違うが、
今の時代なら前半で離婚して、独り身に解放されてジャンジャン♪と物語が終わってしまうが、時代がそれを許さず、ジャンヌは不貞夫にただ仕える不遇な時間を費やす。
夫に服従する妻こそが良き妻だと教育する時代であったとはいえ、この教育がジャンヌの何を助けたというのだろう。
自分を愛し、慈しむことのできぬ人間に共感できるはずもなく、何なら裏切り者であるメイドのロザリの図太さの方が私は共感できる。

幸せに生きることを選ぶことと、清く生きることは悲しきかな相反する。

人生の岐路においてどれだけ「自分で選択してきたか」が大切になってくるのだと思い知らされる。

映像は、手ぶれ感のあるアップを多用し、まるでドキュメンタリーのようなタッチで臨場感を与える。
スタンダートサイズの狭い画面が、ジャンヌの抑圧された世界をうまく表現していた。

バッドエンドではない代わりに、清々しくもないお話、始終苦しくなるので好き嫌いははっきり分かれるでしょう。
犬

犬の感想・評価

3.3


男爵家のひとり娘として生まれた清純な娘ジャンヌは、親の決めた子爵ジュリアンと結婚し、幸せな人生を送るはずだった
しかしある時、乳姉妹だった女中のロザリの妊娠が発覚し、その相手は夫のジュリアンだった
それ以降、ジャンヌの人生には数々の困難が待ち受けていた……

これまでにも何度も映画化されてきた「女の一生」を、新たに映画化した文芸ドラマ

未来

静かな雰囲気

映像
多くを語らない作品でした

ロマンス
次から次へと

精神的にくる
なんとも言えませんでした
鬱映画…夕方の外が暗くなる頃にひとりで見たから尚更胸がキリキリ辛くなった。こんなふうにならないように気をつけよう😭

フランスのダメンズといえばこちら!スワンアルロー様♡1958年版のジュリヤンに比べて獣性は抑えめだった。

いくつかある事件の決定的な場面は見せずに匂わせていくスタイル。原作読んでたから何が起こったか分かるけど、読んでない人からしたらどうなんやろう?

ジュディットシュムラ美しいけど、お婆さん役も演じられてしまうところにメイクの怖さというか女の怖さ(?)を知った…
K

Kの感想・評価

-
長いドレスで庭仕事……言葉は少なくフランス映画ぽいしっとりさで話が進んでいく。原作を知ってるから展開は分かってたけど、映像で見るとさらに悲惨な話になるな……。
2021/9/3(金)〜9(木) 11:00〜
阿佐ヶ谷Morcにて上映。
まつこ

まつこの感想・評価

3.6
わかりやすくまとまっていたように思う。不毛よねぇ。何不自由ないお嬢さんが借金持ちの婿養子をもらったことから始まる転落人生。愛があればお金なんてって思っていたのに夫は不倫を重ねて死ぬし、信頼していた人には裏切られるし、息子に執着したら今度は出て行ったきりお金の無心の手紙しかよこさなくなる。最後は「人生捨てたもんじゃないよね」って終わっても釈然としない。着ぐるみ剥がされた女の末路に悲しくなる。でも彼女の表情を見ると希望がその手の中にあるのかなぁとも思えた。今また「女の一生」を作ったら違うのかな。グレタあたりで撮ったらどうなるんだろ。少し気になる。
水

水の感想・評価

3.5
ギ・ド・モーパッサンの長編小説『女の一生』の映画化。

19世紀フランス。貴族の家系に生まれながらも男性(夫&(神父)&息子)に翻弄され、苦難の道を歩むことになったジャンヌの人生を描いた作品。

この時代、女の人は自ら判断して行動するというより、周囲の意見から空気を読んで決断を下すことが当たり前。結婚も本当に好きな人とって感じじゃなく、ふんわり結婚して、一緒に過ごす時間の中で夫を愛していった矢先の、複数回の裏切り。本当にダメ男を拾ったなぁと。

ただそこでこのダメ男との結婚を勧めた親を責めたり、ダメ男を責めたりせずに、ただ昔の幸せだった思い出を反芻して平生を保とうとするジャンヌ。

最初、現代人の私には皆目理解できなかったんだけど、神父との会話で彼女の静かな強さを感じた。周りを気遣う気持ちが強いのか、無意識の境地なのか、自分の中で処理する習慣になってしまっているんだろうなと。

主に夫と息子によるとてつもない人生の逆風に対して、現状打破のために自ら行動することはせず、ひたすら石のように耐え、その場に留まるって、めちゃめちゃ精神的に強い女性だなと思った。

フランス映画特有の淡々とした調子で、若干睡魔襲来したけど、光と影のコントラストとジャンヌの横顔が美しい作品だった。
"奥様、人生ってそれほど悪くありませんね"
s子

s子の感想・評価

3.0
男爵家のひとり娘として生まれ、17歳まで修道院で教育を受けてきた清純な娘ジャンヌは、親の決めた子爵ジュリアンと結婚し、幸せな人生を送るはずだった。しかし、ある時、乳姉妹だった女中のロザリの妊娠が発覚。その相手は夫のジュリアンだった。それ以降、ジュリアンの度重なる浮気や母の死、溺愛する息子ポールの裏切りと、ジャンヌの人生には数々の困難が待ち受けていた。

旦那さん最低😩浮気癖て直らないんだね…。
でも、ずっと旦那さんに苦しめられる話だと思ってたから旦那さんの結末はビックリした😳
それにしても、やっぱり腹を痛めて産んだ息子は何歳になっても何をしても可愛いからあれだけ息子の為に一生懸命になれるんだと思った。
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