ゆう

ぼくらと、ぼくらの闇のゆうのレビュー・感想・評価

ぼくらと、ぼくらの闇(2017年製作の映画)
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キネノートに無いシリーズ。
原題はSuperDarkTime。超絶黒歴史って意味かな。kinenoteには無いのが残念。
意味深な鹿の死体から始まり、アメリカの田舎の冬の夕方の寒々しさ。サスペンス映画にはピッタリ。
鬱屈とした単調な日々の中で、不意に事件は起こる。ジョシュの気持ちが全然分からないところがいい。彼の心理状態が分からないことが、映画をより不気味に不可思議にしている。本人にだって分からないのかもしれない。でも、世の中の大半の出来事は理解し難いし、たとえ自分のそばで何かが起こったとしても一部しか分からないものなのだと思う。私たちは自分が当事者でない出来事について、わかった気になっても、理解した気になっているだけなのだと思う。
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