zk

モリーズ・ゲームのzkのレビュー・感想・評価

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)
4.0
脚本家アーロンソーキンの初監督作品らしい。
知らずに観たが、どうりで語り口に引き込まれるわけだ。
ソーキンの脚本は、本当に語り口や会話だけで観る側の興味を引っ張る。
本作もまさに実在したというモリー・ブルーム自身の回顧録として彼女の魅力的な語りに惹き込まれた。

実話ベースなので、そこまでドラマチックに物語が展開するわけでもないがすさんだ題材に反し観ていて心地よさがある。
それは本作の主人公モリーのキャラクターによるものだろう。

ただ暴力装置のないカジノ運営は誰が考えても危ういよな、と。この向こう見ずなチャレンジは女性にしかできないのかも。
zk

zk