「ソーシャル・ネットワーク」「マネーボール」「スティーブ・ジョブズ」の天才脚本家が初監督作品に選んだのは、全米にセンセーションを巻き起こした驚愕の実話。
という謳い文句に誘われ見てみたら、ホント面白かったです。
オリンピック候補のアスリートがケガにより一転高額ポーカー・サロンのオーナーに…というあらすじですが、そこから想像するのとは違う、『自分の人生に対する誇りと尊厳』を描いた映画だと僕は感じました。
主人公モリーを演じるのはジェシカ・チャステイン。「女神の見えざる手」も素晴らしかったですが、今作もモリーは彼女しかあり得ないと思える演技を魅せてくれます。
（でも、さすがに21才当時を自分で演じるのは無理があるかと…）
助演のイドリス・エルバ、ケヴィン・コスナーも素晴らしい演技で、ストーリーの良さと相まって“モリーを守ろう、助けよう”とするその姿は感動的でした。
何度も挫折を味わいながら、男社会の中で女性として生きていく！そんなカッコいい女性がそこに居ました。
