笑いとシリアスさのバランスが絶妙。
警察大学に通う2人が偶然女性が誘拐される現場に遭遇、直ちに通報したのにすぐに取り合ってもらえず自分たちの手で助けようと奔走する。
警察に通報しても社長令嬢誘拐事件が優先だったり、被害に遭っている人たちがすぐ近くにいるのに捜査開始は順番待ち。どこまでフィクションなのかわからないけれどなかなかシビアだなと思った。
誘拐事件の闇が少しづつ明るみに晒された時、多くの若い少女達が被害に遭っている事に主人公ふたりは心を痛めていた。
若く非力な子供達を悪い大人が搾取する絶望感と、それでも子供達を助ける為に動いたふたりがかっこいいです。
あの子達はどうなったのかなって心配だったけど希望のある終わり方だった事に救われた。