よくあるバディものなのかもしれないけど、とても好みだった。
序盤はコメディタッチで2人の友情や信頼関係を築く過程を描いていて、その2人が拉致現場を目撃してからはガラッと展開が変わる。
拉致した理由は本当に惨くてとにかく早く助けてあげてとなるけど、まだ学生の2人にできることは限られていて。
そんな中、韓国映画あるあるの使えない警察登場。
でも、きちんと向き合ってくれる上官がいてくれてほっとした。
元々市民を助けるために警察を目指し努力をしてきても、学校を卒業して警察官になったら圧力やらなんやらで、自分自身の信じていたこと目指していたことを諦めたり、妥協せざるを得ない時がきたり、良くない方へ引き摺られてしまって、段々と麻痺していって、いつか正義感や良心もなくなってしまう人が多いのかと考えると悲しくなる。
ラストが爽やかでとても良かった。