HAYATO

アナと雪の女王/家族の思い出のHAYATOのレビュー・感想・評価

3.4
2024年205本目
本日オープンした東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」に因む作品を鑑賞。
ピクサーの長編『リメンバー・ミー』と同時上映された『アナと雪の女王』のスピンオフ
長く閉ざされていたお城の門が開かれてから初めて迎えるクリスマス。アナとエルサはアレンデール王国の人々を招いてパーティを開くが、集まった人々はそれぞれの家庭に受け継がれた伝統行事を催すため、早々に帰ってしまう。エルサとアナに「家族の伝統的なクリスマスの過ごし方」がないことに気づいたオラフは、クリスマスを迎える前に伝統を見つけるために冒険に出る。
エルサ役のイディナ・メンゼル(松たか子)、アナ役のクリステン・ベル(神田沙也加)、オラフ役のジョシュ・ギャッド(武内駿輔)をはじめとしたお馴染みのキャストが集結。
ディズニー作品で同時上映されてきた短編映画といえば、『紙ひこうき』、『ひな鳥の冒険』など基本6~8分のものが多いが、それに対して本作は20分超えという異例の長さ。もともと米ABC局でテレビスペシャルとして放送予定だったが、大スクリーンで観るべき作品に仕上がったということで劇場公開に切り替わったそうだ。
本作の主人公はオラフ。原題が『Olaf's Frozen Adventure』なので、邦題も「アナと雪の女王/オラフの大冒険」とかで良かったんじゃないかな。「伝統」を見つけるために張り切るオラフは最高に可愛らしく、行く先々で笑える空回りを繰り返す様子はとても微笑ましい。アナとエルサを繋いだオラフという存在の大切さを印象付けるラストはほっこり。
エリッサ・サマエル&ケイト・アンダーソンが書き下ろした4曲の劇中歌も魅力的だった。“When We’re Together”が特に良い。
LET THE FANTASY BEGIN!
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